Category: 映画・映像制作日誌
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書き込み。
映画のいのちは脚本。そしてその脚本が台本となってスタッフ・キャストに配られる。各々の持ち場の視点で読み込んで現場に訪れるわけですが、監督の台本で書き込みのない人を見たことはありません。
監督にとって脚本は設計図。台本に書かれている事柄をすべて理解していなければ映画を撮ることは出来ません。セリフひとつ・箇条書きひとつとっても深く考察し、観客にとって最良の五感を刺激する表現を模索します。
『ロクデナシランデブー』は、窮地に陥った人間が織り成す物語。人は自分の死と真剣に向き合った時、どんな感情・どんな心理に飲み込まれていくのか。
極限の状況で、生と死を考える。短編作品ですが、今作は深いテーマを秘めています。
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