秋の夜長に『キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アドベンチャー』を見てきました。 小雨降る10月某日、川﨑チネチッタにて深夜のスーパーレイトショー枠でキャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アドベンチャー3Dを見てきました。深夜0時を回った開始時間に加え、雨が降っているというコンディションだったので、500名以上収容の客席は1割程度の埋まり具合で、ゆったりと鑑賞出来ました。
2Dか3Dか 根城とするチネチッタでは3Dのみの上映だったので、思う存分アクション映画を楽しもうと3Dで鑑賞しましたが、2Dでも十分に楽しめる作りだったとは思います。ただ、キャプテン・アメリカが事あるごとに繰り出す盾の攻撃は3Dのほうがのけ反るような臨場感が味わえるのでオススメです。
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Movie Walker 主要キャストインタビュー爽快、痛快!脇役が支える魅惑の映画 マーベル作品に愛されファンタスティックフォーに出演しているのに、キャプテン・アメリカで主役に抜擢されたクリス・エヴァンスは、端正な顔立ち・肉体美・アクションを伴う演技力とその能力を十分に発揮して魅力的な青年・スティーブを演じていました。
しかし、主役以上に魅力的だったのは、この青年を見染め真のヒーローに育てたアースキン博士(スタンリー・トゥッチ)です。スタンリーの演技力は、熟練の旨味を出して物語のリアリティを高めていました。彼が発明した装置でキャプテン・アメリカを生み出す時に青年に伝えた言葉は、実に胸に深く突き刺さる説得力がありました。
この台詞はぜひ劇場で!ネタばれにも程がある感想文突入です。 設定は第2次世界大戦中のアメリカ。架空のドイツ・ヒドラ党としていますが、完全にあの人が独裁の時代です。しかし、真の敵は、かつてアースキン博士に能力を授かった宿敵のレッド・スカルが本丸です。
この物語で面白かったのは、スティーブがすぐさま戦場には赴かなかったことです。アースキン博士の死によってプロジェクトが消滅して、一時アメリカのマスコット的なヒーローに仕立て上げられ、キャプテン・アメリカとして戦争資金の調達に一躍買うという流れが秀逸でした。
その後に、この行為の虚しさに気付き、親友の危機を知ってどんどんと戦闘に参加していくようになってからは、殺すよりも戦争を終わらせたいと言っていたキャプテン・アメリカが、飛行機から人を投げ飛ばし、盾を使った攻撃で人をバッサバッサとなぎ倒し、戦車を爆弾で破壊するという非道なまでの残虐行為も、もはや行き過ぎて爽快でした。
2時間4分という長尺ですが、途中に間延びするようなこともなく、一気に見終わってしまうエンターテイメント作品に昇華されていました。そしてなんと言っても憎いのが「ジ・アドベンチャーズ」への繋がりです。エンドロール終りに紡がれる次回作の映画の序章は、現代でニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)と対峙するのです!予告では、マイティー・ソー・アイアンマン・ファンタスティック・フォー等などが映し出され、もう来年8月の公開が待ち遠し過ぎます!!
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テーマ : 映画館で観た映画 ジャンル : 映画